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「死」から「生」を思う。

伊那谷は昨日も今日も雨降り。

この週末はお田植えをする予定でしたが、

雨が降っているから・・・ということで、延期になりました。

空いた時間をどう使うか?

そこで、両親が観たいと言っていた「おくりびと」を

地元の映画館で再度放映すると聞いたので

家族で映画を観に行ってきましたeye

家族サービスディですshine

母とは時々一緒に観に行くんですが、

父とは行った記憶がほとんどありません。

そして、父自身も、「映画館なんて何十年ぶりだろう」と。


伊那にある映画館は、時代の流れに置いていかれたような

昭和の匂いが漂う映画館です。

ある意味、このまま残して欲しい。

新しい映画館はこれからだってつくれるけど、

あの寂れた感は作り物では出せないから。

(褒めてるんだか褒めてないんだか・・・褒めてますよ!)




「おくりびと」は、人の死を扱うテーマの割りに

くすくす笑える場面があって、

観ていて湿った気持ちにならずよかったです。

もちろん、悲しむ人を見たり、その人物の人生を思って

泣ける場面もあったけれど。

でも、音楽も映像も美しかったし、優しさも感じる作品でした。

死は穢れではなく、次の生への「門」なんだという

考え方をしている人がいて、なるほどと思いました。

でも、やっぱり門の先はどうなっているかわからないから、

今目の前にいる時に相手を大切にしていきたい、

というのが私の考えです。

志賀直哉の「城の崎にて」を読んでみると、

生と死は対極ではなく連続したものなのだ、とあります。

いつか必ず死は訪れる。それは今日かもしれないし

明日かもしれないし、何十年先かもしれないけど。

いつ死が訪れるかわからないから、

特別な日を特別に幸せにするのではなく、

日常に小さな幸せを散りばめた生き方をしたいな。

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